富山医療生協では、組合員自身が、保健委員やくらしの相談員となって、助け合いや健康づくりの活動を班や地域で取り組んできました。
病院や福祉施設など各事業所でも、「病棟、外来待合室、在宅医療、健康診断活動、ディーサービス」の場などさまざまなボランティア活動が取り組まれています。
また1995年1月17日未明に起きた阪神大震災の翌日には、派遣部隊を組織して、燃えさかる現地に向かいました。現地の神戸医療生協の専務(当時)は「トラックの中から1トンもの水と物資がおろされるのを見た時、うれしさのあまり胸がふるえた。」と後で話していました。この年は全国的にボランティア元年と言われ、ボランティア活動が若い人を中心に広がるきっかけになりました。
オリーブの会
「オリーブの会」は医療生協の組合員だからこそ出来る事をしたい、職員さん達と共同の立場でお互いを理解し合って病院を支えていきたい、との思いから発足した地域組合員さんで構成された病院ボランティアです。
「不器用だから家で練習したの!」「作業は大変だけど充実感でいい気持ち!」「病棟で皆さんに会える時間が楽しい!」「患者さんから労いの言葉をかけてもらうととっても嬉しい」など、活動を楽しいと話すメンバーの皆さん。現在17名のメンバーがトレードマークのピンクのエプロンをつけて、週1回、病棟でのシーツ交換をしています。最初は病棟職員さんの足手まといではと思ったりもしましたが、「ありがとうございます!」「助かります!」の言葉に元気をもらっています。今後は、多くの組合員さんに加わって頂き、シーツ交換だけでなく、もっと職員さん達の力になれる、そして患者さん達の心の支えになれるボランティアを目指して、さらに笑顔の輪をひろげていきたいと思います。
そしてボランティア同士のコミュニケーションの場もとりながら、みんなで楽しみながらやっています。ボランティアができる元気な自分が幸せだと感じながら、この「オリーブの会」を続けていきます。
ボランティア活動に参加するには?
各事業所(富山協立病院、富山診療所、水橋診療所)や在宅福祉総合センター(きずな、ひまわり、えがお、ぽぷら)にご連絡いただけると担当者より説明いたします。